独立起業するのにベンチャーに入って勉強する必要などない、てかそんなの賭けすぎる
オレの話だが、新卒で入社した会社を一年で辞めたくなり、「さて、これからどうしたものか…」と考えた。
そして当時出した結論は、「起業しよう」。
ではそのためにどうするか…。
とりあえず、オレが起業しようと思っている業界の、ベンチャー企業に入社するのがいいんじゃないか?、その会社で勉強して、その経験を生かして起業するのが良いんじゃないか?と思ったのだ。
だがやってみた結論から言えば、失敗だった。
今日はそのことについて書こうと思う。
業界の実態を知ったら、そこで起業する気がなくなった
ベンチャー企業に入社して約一年で、そももオレが大いに勘違いしていたことに気づいた。
それは、その業界では起業したくない、という身も蓋もない現実だった。
まず、業界内での競合が激しい。
一時的に上手く行ったとしても継続するのは困難だ。
売れていたと思ったらあっという間に衰退していく…そんな会社がゴロゴロしていた。
生涯に渡って継続できる自信がなくなった。
さらに、そういう業界だからハードワークになりがちだ。
営業一つとっても他社より一回でも多く訪問して受注をもらうようなことをしなければならない。
そもそも、長時間働いたり、四六時中仕事について考えるほど仕事が好きではない、という単純な事実に気が付いたわけだ。
そうして、独立起業はとっとと諦めたが、それからがホント大変だった。
その業界自体にいたくなかったので、未経験の業界への転職しようと転職活動したが、非常に苦労した。
起業したいなら、平日の夜や土日に試してからが良い
ということだが、このブログでも書いている通り、今でも独立起業を諦めているわけではない。
苦労はしたものの、運が良いことに転職出来て、しかも定時に帰れて土日が休みの会社にいるので、その時間で副業して「これなら儲かる!そして儲け続けられる!」と確信できるビジネスが見つかったら、晴れて起業しようと思っている。
今にして思えば、このやり方がベストだ。
起業するために新卒でベンチャーに入社したり、方向転換して転職して、やってみたら「あれ?これじゃない?」なんてことになったらホント苦労する。
再度転職しようにも、同じような業界・仕事じゃなければ難しい。
そんな大げさなことはしなくても、ちょっと試すぐらいなら今の会社に勤めたままでも結構出来る。
その程度でも、分かることは大いにある。
まずはそれで十分である。