会社員として目指すべき理想の姿とは?
「脱社畜の働き方」を読んだ。
いかに日本の会社員の働き方がおかしいか?さまざまな事例をあげて書かれている。
例えば、「風邪をひかないように体調管理しろ」とよく会社で言われそうなことにたいして「体調管理したって風邪をひくことはある」、有給を取るのに申し訳ない感を出さなければいけない雰囲気に対して「有給は労働者の権利なのだから堂々と取ればいい」などなど、たしかに正論である。
だが、問題はその先である。
仮に、「有給は使うのが当たり前だ!」と思ってそのように振る舞えば、よほど理解がある会社でなければ「なんだ!あいつは!」と思われ、結果会社での評価は下がり、居心地は悪くなり、昇給も厳しくなるだろう。
それでもそうすべきなのか?
やはり我慢するしかないのか?
そういったことに対する答えは、この本の中では見つからなかった。
堂々と有給を使い切るのは、普通の会社員にはムリがある
すぐにでも転職や起業をする予定の人であれば、「脱社畜の働き方」に書かれている通り、有給は使い切り、残業などせずに定時で帰ればよいと思う。
もしくは、完全に趣味に生きる覚悟を持って、仕事は仕事で周囲にどう思われようが給料が上がらなくても構わないと割り切れる人も、そうしでもいいだろう。
だが、そんな人はあまりいない。
いずれは転職や起業を考えていたとしても、それがいつになるかは分からない。
いや、本当に出来るかも自信がない。
会社より家庭や趣味が大事でも、それさえ良ければ会社なんてどうでもいい、とまでは思えない。
普通はそんなもんだ。
多少は我慢しつつも居心地を良くして、プライベートで自分の目標に向かう
ではどうするかって、会社では多少は我慢してそこそこ上手くやりつつ、プライベートで虎視眈々と自分の目標に向かって行動する。
そんなのが、普通の会社員に目指すべき姿ではないか?
と言うか、オレにとっての目標ではないか?と思った。
理屈で考えれば、いずれ起業する気なのだし、割り切ってもいいんじゃないかと思う。
だが、そうして周囲からの冷たい視線に会社でさらされつつ、家に帰ってから頭を切り替えられるほど強くはない。
てか、そんな人ほとんどいないんじゃないか?
そんなことを意識しつつ、そのためになりそうなことをブログで書いていこうと思った。
よし、ブログの方向性が見えてきた。