副業と仕事とオレ様

副業とか、仕事観とか、オレ様の世界の裏話とか。

上司は全員これを読め!あまりにも正論すぎる名著『上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?』

「いつか上司に読ませてやろう…」と思って買った本が、数日前たまたま本棚から出てきた。

 

読み返してみたが、これは名著だ…。

 

課長でも部長でも、上司の名が付く奴は全員読んでほしい。

マジで。

 

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正論…あまりにも正論!

その名著とは↓だ!

 

上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか? (Nanaブックス)

上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか? (Nanaブックス)

 

 

オレがグダグダ説明するより、引用したほうが早い!

 

なぜ新入社員がたちまち、辞めてしまうのか?「最近の若い者は…」という声が聞こえてきますが、それは間違いです。

 

本当の理由は、「入社前は優秀だと言われていたのに、入った途端に評価されない」からに過ぎません。

つまり、「マネジメントする側のミス」です。

 

[中略]

 

彼らは新入社員なのです。できなくて当たり前なのです。

ピカピカの1年生なのですから、1年生なりの結果が出せればいいのです。

 

にもかかわらず、1年生に向かって、教えてもいないうちから3年生、4年生のような活躍を期待している先輩、上司が悪いのです。

 

…あぁ、もう全くその通り!

 

実はオレは会社で人事考課の仕事にも携わっているのだが、ベテランと新入社員を同じ土俵で考課してるバカ上司がいかに多いことか…。

もうなんなの、あのバカさは!

 

 

続いて、転職したときオレもやられたのが、コレだ!

 

優秀な社員を投入するのは、いいことです。

 

しかし、社長が朝礼に見知らぬ人間をつれてきて、いきなり「優秀な社員を入れます」と発表してはいけません。

既存の社員にとっては、「君たちがダメだから、優秀な社員を入れます」という様に聞こえるからです。[中略]

 

新人は、過大な期待を持たれながらも、既存の社員とうまくやっていけず、たちまち辞めてしまうことでしょう。

 

これ、オレ本当にやられたんだよ!

で、この通りに最初は既存の社員と折り合いが悪いこと、悪いこと…。

 

ちょっとぐらいは頭使えよ、低能が!

 

 

あんまり引用するのもあれだから、最後にこちらを。

 

とある会社の営業部員である山田さんを例にして、話を進めていきます。

 

山田さんは「新規開拓で結果を出せない」ということで、上司の悩みの種でした。

「どうして、新規開拓ができないんだ?もう一度、外回りしてこい!」と、叱咤激励する日々が続きますが、一向に結果が出ない。

 

上司は、「何てダメな奴なんだ」と呆れますが、はっきり言ってダメなのは上司のほうです。

 

では、私から上司に質問です。

「なぜ山田さんは新規開拓ができないのでしょうか?」

 

おそらく、上司は答えに窮することでしょう。

もしくは、「あいつは、やる気が足りないんだ」などと、精神論で逃げようとする。

 

つまり、「山田さんが新規開拓ができない理由」を具体的に把握していないのです。

これこそが、マネジメントができていない、最大の原因なのです。

 

…あぁ、もう、あまりにももっともすぎて、拍手を贈りたくなってきた。

 

 

ともあれ、ここで引用したのはあくまで冒頭のみ。

 

最後まで、言われてみれば当たり前の正論が書かれている。

 

部下の教育に悩んでいたり、部下がついてこない、果ては嫌われている上司の方はぜひ読んでほしい。

 

つーか、読め!

絶対に読め!

 

オレの上司にも読んでほしいが、さすがに渡すわけにもいかねーなぁ…。

 

ま、会社なんかいずれ辞めるから、自分が上に立ったときに役立てるとしよう!

 

上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか? (Nanaブックス)

上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか? (Nanaブックス)

 

 

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