副業と仕事とオレ様

副業とか、仕事観とか、オレ様の世界の裏話とか。

社員が経営者の目線なんか持ったってロクなことがない3つの実例

「従業員も経営者マインドを持て!」とか、「経営者の視点で考えろ!」などとたまに言われる。

 

オレの経験上、そんなことやってもロクなことにはならない。

 

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大半の社員はアラ探しを始める

まず、思いつきなのか、良く良く考えた末なのか、うっかり社長や上司が、

 

「みんなも経営者の目線で考えて…」

 

なんて言ったらどうなるか?

 

みんな一斉に会社のアラ探しを始める。

 

「そもそも社長が会社をどうしたいのか分からない!」

「◯◯(上司)のやり方はおかしい!」

「もっと☓☓すべきだ!」

 

よく聞くと、自分が有利になるようなこととか、自分にとって面倒なことをやめさせるようなアラばっかり探している。

そして、言うだけ言って自分から動こうなんて人はまずいない。

 

飲み会の愚痴とほとんど変わらない様相が展開されるだけである。

 

 

売上とコストの発想しかない

 もうちょっとマシな社員が言うことは、だいたい二つ。

 

「売上を上げろ!」か、「コストを下げろ!」である。

 

その結果、社内は殺伐とする。

挙句、派閥が出来上がったりもする。

 

しかも、その売上にせよコストにせよ、短期的な見方でしかないため、長期的にはお客さんが減ったり、商品の質が悪くなったり、新製品の開発が遅れたり…とデメリットのほうが目立ちだす。

 

従業員の経営者マインドなんて、せいぜい目先のことを考えるので精一杯なのだ。

 

本当に出来る人は潰される?

でも超例外的に、本当に経営者マインドを持っちゃう人が出てくることもある。

革新的なアイディアを出し、実現に向けて動けちゃうような人材が。

 

ただ問題は、そういう人が出てくると上司の地位が脅かされる可能性があるってこと。

そのため、あの手この手でその人のやることをつぶしにかかる輩が出てくる。

 

まぁそうじゃない素晴らしい会社もあるかもしれないけどね。

オレもそういう会社に入りたかったよ…。

 

てことで、社員は社員マインドのままでいい

もうねぇ、社長と社員じゃ、考え方が根本的に違うんだよ。

 

自分で何かをしたい人と、言われたことだけやってたい人。

どっちが良いとか悪いじゃなくて、そういうものだ。

 

だから、下手に変えようとしてはいけない。

悪い結果にしかならない。

 

ちなみに、今日書いたことは本当にあったことをちょっとアレンジしただけなので、極めて実態と近いはずだ。

 

 

しかし、オレも起業したら従業員とかどうしよう…と早くも悩むね。

 

誰も雇わず外注とか使うか、自分と似た人を対等に近い立場で雇うか、ガチガチにシステムを作って誰を雇っても出来るような仕事ばかりの会社にするか…

 

先のことだから、今はまぁ良しとしとこう。 

うん。

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