学歴社会を作ってるのは低学歴者なんじゃないか?
ところで、オレは高学歴である。
大学名を言えばだれでも知ってる有名大学出身だ。
それ自体はどうでもいい。
学歴があれば幸せになれるわけではないことは身に染みて分かっただけで、自慢や見栄などで得られるむなしい優越感に興味はない。
だが世間ではそうではないようで、学歴を意識する人も多いようだ。
大学名を言うと「頭いいんだね」ぐらいはよくあるし、まぁそれは社交辞令であることも多いだろう。
困るのは、別にオレが何を言ったわけでもないのに、勝手に「頭が良ければ良いってもんじゃない!」などと怒り出したり、「オレも学歴があれば色々出来るのに…」などと自虐的になられたりすることもある。
特に低学歴者と話すときに多い。
そういう状況に何度かあって思ったのだが、学歴社会を作っているのは高学歴者ではなく低学歴者ではないだろうか?
低学歴者が、低学歴を理由に出来ることもやらない。
例えば、学歴が重視される会社に低学歴で入ったところで出世は難しい。
そんなことは少し考えれば当たり前である。
だから、学歴を覆すほどの実績を出すように努力するとか、学歴が関係ない会社に転職するとか、もしくは起業するとか、色々と選択肢はあると思うのだが、そんなこともせずに勝手に文句ばっかり言っている。
当たり前だが、文句言ってたって何も変わらない。
逆に高学歴者ならば、高学歴を理由にやる気がなくなる理由などないので、比較して何らかの行動を起こす人が多いだろう。
その結果、高学歴者ばかりが偉くなり、勉強が出来ない上に本当の意味で愚かな低学歴者がますます何もしなくなる。
別に仕事で難しい数学の問題を解く必要はないのだ。
学歴なんか関係なくて、やる気があって行動すれば、それなりの地位には立てると思うんだがね。
ともあれ、学歴社会が存続してるのって案外そんなもんじゃないかと思うのだが、どうだろうか?